【断捨離の注意点】片付けとモノを手放して生まれた新しい価値観

こんにちは、なおです!
私は14年間、断捨離を続けてきて、ついに今年、最低限のモノだけに絞り込んだ生活にたどり着きました。
モノを手放す過程で、私の価値観は大きく変わりました。

※この画像の中が私の全ての所有物になります。
断捨離と聞くと、「ミニマリスト=何もない部屋」のイメージが強いかもしれませんが、そんなことはありません。
自分にとって本当に大切なものだけを残し、無駄なものを手放すことで、心とお金の使い方が変わり、人生がもっと軽やかになりました。
この記事では、断捨離を進める上での注意点と、モノを手放すことで生まれる価値観の変化についてお伝えします。
実際に私が経験した変化や、友人に話して気づいたポイントをまとめました。
「モノを減らしたいけど、捨てられない」
「無駄遣いをやめたい」
という方に、ぜひ読んでほしいです。

一緒に自分の新しい価値観を見つけましょう!
私は14年間、断捨離を実践し、直近2年で服を30着以下にまで減らしました。
モノを減らしたことで、無駄遣いが減り、自己成長にお金を使えるようになり、人生が豊かになりました。
この記事は、その経験を基に書いています。
» 参考:14年間の断捨離で学んだ!モノを減らせない人向けの簡単な片付け行動
断捨離で変わった私の価値観
断捨離を始めて14年。特に直近の2年間で、モノを減らすペースが劇的に加速しました。
その結果、下記3つのような変化が起こりました。
- 無駄遣いが減った:以前は「何となく良さそう」「便利そう」と衝動買いが多かったですが、今は「本当に必要?」「すでに似たもの持ってない?」と冷静に判断できるようになりました。
- 取捨選択が早くなった:モノを減らす過程で「いる・いらない」の判断が速くなり、買い物や生活の決断にも迷いが減りました。
- 心が軽くなった:モノが少ないと視界がスッキリし、ストレスが減ります。散らかってもすぐに片付けられるので、精神的な余裕が生まれました。
これらの変化は、単に部屋が片付いただけでなく、モノやお金に対する価値観が変わったからこそ。
では、なぜこんな変化が起きたのか、具体的に見ていきましょう。
注意点1:断捨離=ミニマリストではない
まず、断捨離を始める前に知っておいてほしいのが、「断捨離=ミニマリストになる」ではないということ。
私はミニマリストを目指しているわけではありません。
部屋に「ちいかわ」のうさぎクッションを置いたり、遊び心のあるアイテムを残したりしています。
これらは私の精神的な安定や楽しみのために必要なんです。

断捨離の目的は、自分にとって本当に大切なものだけを残すこと。
何もない部屋を目指す必要はなく、自分らしい空間を作ればOK。
たとえば、私の服は今、30着以下(Tシャツ5着、下着5着、靴下5着など)にまで減りましたが、これは「自分が管理できる量」であり、「お気に入りだけ」を残した結果です。
ミニマリストのイメージに縛られると「全部捨てなきゃ」と焦ってしまいます。
自分のペースで、自分に必要なものを残すのが大事です。
注意点2:「もったいない」は断捨離の敵
断捨離がうまくいかない人の多くは、下記3つの理由でモノを手放せません。
- 「もったいない、まだ使える」
- 「何となく今後使えそう」
- 「思い出があるから」
私も昔はそうでした。
特に、「高い服だから」「新品のままだけど、いつか着るかも」と思って、クローゼットに2軍の服が溜まりがち。
結果「大切なのに使わない」「高級だからたまにしか着ない」という状態になり、モノが溢れていました。
こうしたモノに対しては、下記4つの質問を自分に投げかけてみましょう。
- この服、1年以内に着た?
- 似たような服、すでに持ってない?
- 本当に今後使う予定がある?
- 手放したら、どんなスペースや心の余裕が生まれる?
この質問を繰り返すと「もったいない」のモヤモヤから解放されます。
私も、高い服を「いつか着る」と思いつつ結局着ない経験を何度もしました。
手放すと、意外と「なくても平気」だったことに気づきますよ。
思い出の品は、すぐに捨てる必要はありません。
「思い出BOX」を作って、容量を決めて保管するのも一つの手。
※余談:直近2年で加速的になって断捨離が進んだ書籍が下記です。
こちらは、断捨離をベースとしてませんが部屋の考え方や整え方を科学的根拠に基づいて書いてあるので、非常に参考になりました。
注意点3:メルカリで売るのは慎重に
断捨離を始めた当初、私はメルカリでモノを売ることにハマっていました。
売ればお金になるし、捨てるより「有効活用」してる気分になれるから。
でも、これが大きな落とし穴…。
メルカリで売る前提で断捨離すると、時間がかかりすぎて進まないんです。
私の場合、写真を撮って、説明文を書いて、発送の手配をして…と、売る作業に時間が取られ、断捨離がストップ。
結果、モノが減らないまま何年も過ぎました。
直近2年で加速したのは「売る」より「手放す」ことを優先したから。
- 高額なブランド品(1万円以上)以外は、売るより寄付やリサイクルに出す。
- アニメや漫画、Blu-rayなどは、駿河屋の買取サービスでまとめて売ると楽。
- モノが多い場合は、不用品回収サービスを活用。ただし、基本は自分で進める。
売ることにこだわると、「もったいない」精神が強化され、断捨離が遅れます。
手放すスピードを優先しましょう。
注意点4:モノが減ると、心とお金の使い方が変わる
モノを減らすと、モノへの執着が減り、精神的な余裕が生まれます。
私の場合、モノが溢れていた20代の頃は、精神的に疲れているときほど部屋が散乱していました。
ストレスで「何となく」買い物をして、余計にモノが増える悪循環。
今は、モノが少ないので散らかってもすぐに片付けられます。
視界に入る情報が減り、ストレスも軽減。
部屋がスッキリすると、心もスッキリするのは、実際にやってみて初めて実感しました。
20代の頃、給料が20万円前後だった私は「何となく良さそう」と服やお菓子、通販でポチポチ買い物…。
貯金はしていたものの、目的もなく「とりあえず貯める」状態でした。
30代になり給料が30万円以上に増えると、生活水準も上がり、ますます気付かないまま無駄遣いが増えました。
でも、ある日、転職で収入が20万円に戻ったら?とふと思いました。
今までの生活水準を維持できず、カツカツの毎日になるリスクがあります。
これは、生活水準を下げるのが難しいから。
断捨離を通じて「本当に必要なもの」を見極める視点が身についたことで、お金の使い方も変わりました。
- 良さそうな服を衝動買い
- レジ横のお菓子を何となくカゴに
- 通販で「便利そう」なものをポチる
- 貯金は「とりあえず」するだけ
- 自己投資(学びやスキルアップ)に使う
- 美容や健康で自分をアップデート
- 投資で資産を運用
- 目的を持ったお金の使い方
たとえば、スクールで新しいスキルを学んだり、肌のコンディションを整えるために美容に投資したり。
こうしたお金の使い方は、自己成長につながり、周囲の目も変わります。
何より、自分自身で「成長した!」と実感できるのが嬉しいんです。
お金の価値観を変えるには、まずモノの価値観を変えること。
「何となく買う」をやめ「これが自分にどう役立つか」を考える癖をつけましょう。
注意点5:自分らしい「遊び心」を残す
断捨離を進めると、モノが減って生活がシンプルになりますが「自分らしさ」を失わないことも大事。
先述でもチラッと話しましたが、私は「ちいかわ」のうさぎクッションを残しています。
これは、見た目が可愛いだけでなく、精神的な安定や癒しのために必要だから。

※うさぎさんと右の写真が書類一式です。
ミニマリストのように「何もない部屋」を目指す必要はありません。
自分にとって「これがあると心がワクワクする」というアイテムは、厳選して残しましょう。
ただし、量は管理できる範囲に。私の場合は、服30着以下、小物(Tシャツ・下着・靴下各5着)というルールで、お気に入りだけをキープしています。
遊び心のアイテムも、増えすぎると「モノが溢れる」状態に戻ります。
「これだけ」と決めた量を守りましょう。
断捨離は、モノを減らすだけでなく、価値観を変える旅です。
私が14年間で学んだのは、「完璧を目指さなくていい」ということ。
最初は「もったいない」と葛藤したり、売ることにこだわったりして進まなかったですが、手放すスピードを優先したことで、部屋も心も軽くなりました。
無理なく、自分のペースで進めるのが大事です。
最後に:新しい価値観で、軽やかな人生を
断捨離を通じて、モノやお金への執着が減り、自分にとって本当に大切なものが見えるようになりました。
部屋がスッキリすると、心もスッキリ。無駄遣いが減り、自己成長にお金を使えるようになったことで、人生がもっと豊かに感じます。
あなたも、今日から小さな一歩を踏み出してみませんか?
「もったいない」を手放し、自分らしい価値観を見つけて、軽やかな毎日を楽しみましょう!
