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父の入院から学んだ『安定は衰退を招く』|現状維持と変化の重要性

父の入院から学んだ『安定は衰退を招く』|現状維持と変化の重要性
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私は父の入院生活を通じて、「人は安定に慣れると逆に弱くなる」ということを実感しました。

転院がうまく進まず、予定が延びるたびに父は落胆し、自暴自棄になる様子が見られました。

母も「もうすぐ転院できるはず」と思い込んでいただけに、延期のたびにショックを受けていました。

しかし、私はあらかじめ「また延期になる可能性もある」と考えていたため、精神的なダメージはほとんどありませんでした。

この体験から「安定は必ずしも良いことではなく、むしろ心を弱くしてしまうのではないか」と気づいたのです。

この記事では、父の入院体験をきっかけに、現状維持と変化の重要性 について掘り下げます。

本記事の内容
  • 安定が脳と心を弱める理由
  • 不安定さを受け入れることで心が守られる仕組み
  • 日常や仕事で取り入れたい「小さな変化」の実践法

安定を求めすぎることで何が起こるのか、そして不安定さを取り入れることでどう心が守られるのかを考えていきます。

父の入院で見えた「安定の罠」

父は下半身付随で入院し、リハビリ専門の病院への転院を待っていました。

当初の予定では「〇日になったら転院できる」と説明を受けていたため、父も母もそれを心の支えにしていたのです。

ところが、直前になって延期。

さらに再延期。

期待が裏切られるたびに父は食事を取らなくなり「どうでもいい」という投げやりな態度を見せるようになりました。

母も「こんなはずじゃなかった」と落胆し、家族全体に暗い空気が漂いました。

一方で私は「きっとまた延期があるかもしれない」と考えていたため、心の揺れは少なかったのです。

この差は「安定を前提にしていたか」「不安定を想定していたか」の違いでした。

現状維持がもたらす思考停止

安定した日常は心地よいものです。

しかし、安定が続くと人は「変化が起こらない」ことを前提に考えるようになります。

父と母も、「予定通り進むはず」「問題は起こらないはず」と信じていました。

そのため、いざ延期という変化が起きたときに、心が大きく揺さぶられてしまったのです。

これは決して特別な話ではありません。

私たちも日常で「現状維持」を選び続けると、次第に新しい情報や変化を拒むようになります。

  • 「新しいものはよくわからないからやらない」
  • 「今のままで十分だから変える必要はない」

こうした態度は、一見すると安定を守っているように見えますが、実は「成長のチャンスを手放す行為」でもあるのです。

安定=衰退の理由

では、なぜ現状維持が衰退につながるのでしょうか。

衰退理由は下記3つです。

  1. 脳は刺激がないと衰える
  2. 想定外に弱くなる
  3. 成長の機会を逃す

脳は刺激がないと衰える

脳は新しい刺激を受けることで成長し、柔軟に物事を考えられるようになります。

しかし、安定を求め続けると刺激が減り、脳は新しい情報を処理する力を失っていきます。

想定外に弱くなる

安定に慣れすぎると「予定通りに進むのが当たり前」と思ってしまいます。

だからこそ、ひとたび想定外の出来事が起きると大きなストレスを受け、心が折れてしまうのです。

成長の機会を逃す

現状維持は「安心」の裏返しとして「挑戦しない」選択を意味することもあります。

挑戦がなければ学びもなく、結果的に成長を止めてしまいます。

つまり、安定を守るつもりで現状維持を選ぶことは、実は「衰退への道」を選んでいることと同じなのです。

不安定さが心を守る

私は父の転院延期に直面しても、それほど動揺しませんでした。

なぜなら「また延期があるだろう」と、あらかじめ最悪の可能性も想定していたからです。

これは日常的に「変化」を意識しているからこそできたことだと思います。

仕事を辞めて、自分で稼ぐ!という意味で不安定な道を進んだからこそ、常に学ばなければならない環境にいました。

その経験を通じて、私は「予定通りにいかないのが当たり前」と考える習慣を持つようになりました。

不安定な環境はストレスも伴いますが、同時に「柔軟に対応する力」を育ててくれます。

そのおかげで父の件でも、「これは想定の範囲内だ」と受け止めることができたのです。

安定を望む気持ちとの向き合い方

もちろん、人間には安定を求める本能があります。

安心して暮らせる環境は、心身の健康にとっても大切です。

しかし、「安定=何も変わらない」状態を長く続けるのは危険です。

そこで取り入れたいのが、小さな変化や刺激です。

  • 新しい本を読む
  • いつもと違う道を歩く
  • 新しい趣味を始める
  • 学び直しやスキルアップに挑戦する

こうした小さな刺激が、脳を活性化し、心を柔軟にしてくれます。

安定を保ちながらも変化を取り入れることで、現状維持が衰退に変わるのを防ぐことができるのです。

もちろん病院生活の場合、制限されることがあるが、それでも思いつく限り試すのも”挑戦”として脳の刺激としては良いですよ。

【応用編】仕事や人生における「変化の力」

父の体験から学んだことは、日常生活だけでなく、仕事や人生設計にも当てはまります。

それが下記3つです。

  • 安定した仕事に固執すると、いざ業界が変化したときに対応できない。
  • 現状維持に満足すると、新しいスキルを身につける機会を逃す。
  • 「今のままでいい」と思った瞬間に、成長が止まる。

逆に、小さな変化を積み重ねることで、未来のリスクに対応できるようになります。

学び直し、副業、新しい挑戦。最初は不安でも、それこそが「未来の安定」につながるのです。

  • 「何を学べばいいかわからないときは、専門家に相談するのも一つの方法です」
  • 「小さな挑戦を後押ししてくれる学びの場を活用するのもおすすめです」

下記はメンタルケアや転職などお金に心配してる方向けのサービスなので参考にしてください。

まとめ

  • 安定は心地よいが、脳や心を弱くする危うさもある。
  • 現状維持は衰退であり、成長の機会を失うことにつながる。
  • 不安定さを取り入れることで、心はむしろ強くなり、想定外に対応できる。
  • 小さな変化や学びを日常に取り入れることで、「未来の安定」を作ることができる。

父の入院から学んだのは「安定は安心ではなく、油断につながる」ということでした。

だからこそ私はこれからも、不安定さを受け入れ、変化を楽しみながら成長していきたいと思います。

以上です。

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