商品の売りっぱなしは信用を失うシグナル【アフターケアの本質】

こんにちは、なおです!
先日、友人の同級生「マルチくん」がマルチ商売をきっかけに信用を失った話をしていたんですが、その商品やサービスを強引に売り込み、友人関係を壊してしまったんですよね。
この失敗は極端な例に思えるかもしれませんが、実は誰もが同じ落とし穴に陥る可能性があります。
それは「売って終わり」にしてしまうこと。どれだけ魅力的な商品でも、売りっぱなしの姿勢は顧客に「信用できない」というシグナルを与えてしまうのです。

今回はその理由と、信用を守るために必要なアフターケアの本質について掘り下げていきます。
- 売りっぱなしが信用を壊す理由
- 謝罪と迅速な対応が信用を生む
- 信用を失った後の再出発の難しさ
またマルチ商売のマルチくんの話は「友人のマルチ勧誘で起きた悲劇「失敗から学ぶ」信用を失わせない心得と考え方」で話しているので、どうぞ。
それでは、本編です。
商品の売りっぱなしが信用を失う「シグナル」になる理由
商品の購入体験は「買った瞬間」で終わりません。
その後の使用体験、トラブル対応、フォローなど、すべてを含めて顧客の評価は形成されます。

マルチくんも商品さえ売れればイイっしょ〜みたいなノリで営業してたから、自分の信用が傷ついていたことにも気づいていなかったんですよね。
アフターケアで覚えておくべきことが下記5つです。
- 購入後のトラブルは避けられない
- 対応次第で信用が左右される
- 謝罪と迅速な対応が信用を生む
- 素直な謝罪が信頼を生む
- 迅速さは誠意の証
この5つが出来ていれば基本は評価としても信用されます!
購入後のトラブルは避けられない
どんなに品質管理を徹底していても、トラブルは必ず起こります。
- 商品が壊れていた
- 使用している途中で不具合が出た
- 想定外の使い方で困った
顧客はこうした時こそ「売り手の姿勢」を見ています。

普段の私たちだって、商品で不安なことがあったらサポートの対応や反応にはかなり敏感になりますよね?
対応次第で信用が左右される
ここで「売ったら知らない」という対応をされれば、不満は一気に信用崩壊へとつながります。
顧客は「二度と買わない」と感じ、さらにSNSや口コミサイトで怒り狂ったことを広げます。
「対応が悪い」という情報は、良い商品であっても、そもそも論、その会社を選ぼうって思わなくなります。
だからこそ、アフターケアというのは商品の販売以上に重要なんです。

この段階で、最初の誠意が感じるかどうかで今後の対応も大きく変わってくるんですよね。
謝罪と迅速な対応が信用を生む
顧客は「完璧」を求めているわけではありません。
むしろ、問題が起きた時にどう対応してくれるかで評価します。

お客さん側としては、はじめは商品の心配をしていたはずなのに、ずさんな対応されたことで矛先が「商品から対応」へと切り替わってしまうんですよ。
意図しないズレた対応が、怒りの導火線に火を付けてしまうから迅速な対応と謝罪が必要っていうのが、こうした理由なんですよね。
素直な謝罪が信頼を生む
失敗したときに最もやってはいけないのは、言い訳や責任転嫁です。
顧客はそれを見抜き「誠意がない」と感じます。
シンプルに「申し訳ありません」と謝ることが、信頼をつなぎとめる第一歩です。

ただ平謝りされてもしょうがないので、謝った後に次はどうするべきか?を具体的な対応や補償などを提示させて、お客さんを安心させるところまでがセットです。
さらに商品補償後にも、その後のことを聞くアフターケアをしていくことで、お客さんからの信頼になり、逆にそこから商品の紹介につながりファンに切り替わるんです。
迅速さは誠意の証
顧客は「早く安心したい」と思っています。

はっきり言ってホントにコレ一択なんですよ。
だけども、たらい回しにされたり誠意がない対応で、つい言葉で顔面パンチして殴りたくなるんですよ。
それはもう殺意の如くね。
対応が遅れれば遅れるほど、不満は大きくなり「わざと無視されている」と誤解されることもあります。
逆に迅速に対応すれば「ここまで早く対応してくれるなら信頼できる」と感じてもらえます。
信用を失った後の再出発は困難
信用は積み重ねるのに時間がかかりますが、失うのは一瞬です。
そして一度失った信用を取り戻すのは極めて難しいものです。
隠ぺいや嘘は炎上の火種になる
- 不具合を隠そうとする
- 嘘をついてごまかす
- 顧客を軽視した態度をとる
これらは一時的に逃れられても、必ず表に出ます。
そしてその瞬間、炎上や拡散が一気に起こり、ブランドそのものの価値を損ないます。
SNSを見ていると本当にこういった嵐のオンパレードです。
実際に今年2025年の【広陵高校】の事件では、監督の問題発言をきっかけに、被害者を放置したり、校長の不誠実な対応、
さらには弁解で嘘をついたことが明るみに出ました。
今年あった【広陵高校】の事件は下記ポスト。
その結果、学校全体が炎上し、信頼を完全に失ったのです。
犯罪者というレッテルが貼られた時点で社会的信用がないですよね?
つまりはそういうことです。
現実は、そういったレッテルにものすごく厳しいです。
アフターケアの最悪な見本ですね。
一方で。
行動で信用を取り戻したへずまりゅうの例
迷惑系YouTuberとして炎上し、逮捕まで経験した「へずまりゅう」さんは、一度は社会的な信用を完全に失いました。
しかしその後、地域活動や政治への挑戦を通して「誠実な行動」を積み重ね、少しずつ評価をV回復。
現在は議員として再出発を果たしています。
下記ポストで日々の行動をアップしてるのが証明になりますね。
こうした事例は、信用を失っても「謝罪」と「行動の改善」を継続することで、再出発が可能であることを示しています。

個人的に思うことですが、本当に信用できる人って何よりも「行動で示す」ことですね。
売りっぱなしではなくアフターケアが最重要
商売において「売る」ことはスタート地点にすぎません。
むしろ、その後にどれだけ顧客に寄り添えるかが本当の勝負です。
- 不具合には素直に謝る
- 迅速に対応して安心を届ける
- 改善を重ねて次につなげる
この積み重ねが「あなたから買いたい」という信頼を育みます。
商品やサービスは一過性でも、信用は長期的な資産。
だからこそ、アフターケアは商売の本質なのです。
以上です。










