【実体験】目先の利益ばかり追う人の末路|損得勘定より「ギブ」が信頼を生む理由

人生を歩んでいると「この人、損得勘定でしか人を見ていないな」と感じる場面に出くわすことがあります。
一見、そういう人は要領が良さそうに見えます。
短期的に得をしているようにも見える。
ですが実際には、長期的に見ると大きく損をしています。

私自身、職場でそういう人に出会った経験があり、そこで強く学んだことがあります。
それは「信頼や信用は、損得勘定だけでは得られない」ということです。
【実体験】職場で出会った「目先の利益ばかり追う人」
ある職場で、私は典型的な「損得勘定タイプ」の人と一緒になりました。
最初はとても愛想がよく、私に積極的に話しかけてきました。
しかし数ヶ月も経たないうちに態度が一変。
- 挨拶をしても返してくれない
- 必要最低限の業務連絡しかしてこない
- 露骨に目を逸らす
最初は「自分が何かしたのか」と不安になりましたが、すぐに理由に気づきました。
「この人にとって、私はメリットがない存在になった」
つまり、自分に得がある相手には優しくするけれど、そうでない相手には冷たくなる。
典型的な損得勘定タイプの行動でした。
正直なところ、私はそこまでその人に興味がなかったので「こういう人もいるんだな」と受け流しました。
でも冷静に考えると、 こういう人は長期的に見ると必ず損をする と確信しました。
損得勘定だけの人が不幸になる理由(心理学的視点)
なぜ損得勘定タイプの人は長期的に不幸になるのか?
心理学から見ても理由があります。
1. 「損をしたくない不安」が常に付きまとう
損得で判断する人は、得を逃すことや損をすることに人一倍敏感です。
その結果、心が休まる時間がなく、慢性的なストレスを抱えます。
2. 人間関係が「条件付き」になる
「自分にメリットがある人としか関わらない」という姿勢は、相手に伝わります。
結果として「この人は打算的だ」と見透かされ、信頼を得られません。
3. 信頼残高が貯まらない
スティーブン・コヴィーの『7つの習慣』では、人間関係は「信頼残高」のようなものだと語られています。
与える(ギブ)ことで預け入れが増え、裏切る(テイクばかり)と残高が減る。
損得勘定タイプは「引き出し」ばかりなので、残高がゼロになりやすいのです。
ヒカルさんに学ぶ「ギブの成功法則」
ここで参考になるのが、YouTuberヒカルさんの姿勢です。
下記の動画ですね。
ぱっと見ただの豪遊動画に見えますが、実は「人に与えること」を徹底しているシーンでもあります。
ヒカルさんは以前こんなことを語りました。
「1000万円の仕事を受けたら、3000万、5000万の価値を返す」
つまり、受け取った以上に返すことで圧倒的な信頼を築いているのです。
これは心理学でいう 「返報性の原理」 に完全に当てはまります。
相手に与えられると、人は「返したい」と自然に感じる。
この心理をポジティブに活用しているのです。
誤解されやすい「ギブ」と長期的な視点
もちろん、ヒカルさんの行動は一部で批判されます。
たとえばホテルを購入したとき、備品を無料で提供してもらった際に「金持ちなんだから払えよ」というSNS上で声もありました。
しかし表面的には“得をしている”ように見えても、実際にはヒカルさんが関わることで提供者は莫大な宣伝効果を得ています。
つまり、与える以上に還元しているのです。
ここに「目先の損得」と「長期的な信頼」の違いがあるといえます。
ラファエルさんとの比較で見える「環境の違い」
もう一人の有名YouTuberラファエルさんと比較すると、その違いが分かりやすいです。
こちらが犯罪に手を染めてしまった社員さん。
ラファエルさんは規律を重視し、スタッフに厳しく接します。
結果として「人が辞めやすい環境」ができてしまっているようにも見えます。

いわゆるブラック企業体質的な。
一方で、ヒカルさんは裏方への気配りやプレゼントなどを通じて「一緒にいたいと思える環境」を作っています。
これが長期的な信頼やチーム力の差につながるのです。
ここまでくると、もはや、家族以上に家族って感じですよね。
ギブがブランドを作る
実は、ギブを続けると「ブランド」になります。
例えば化粧品の花王は「このメーカーなら安心」という信頼を築いており、ユーザーが離れません。
これはまさに、長年の「ギブ」がブランド化したもの。
ヒカルさんがファンから信頼され続けるのも同じ構図です。
ただのYouTuberではなく「信頼できる人」というブランドになっているから、ファンは離れないのです。

鬼滅の刃で、主人公の炭治郎が「人のためにすることは結局。巡り巡って自分のためになっている」というのを思い出しました。
まとめ:目先の利益より「ギブ」が未来を変える
私の職場での体験からも、そしてヒカルさんの事例からも言えるのは「目先の利益を追う人は損をする。ギブする人は信頼を得る」という普遍的な真実です。
- 損得勘定だけの人は幸福度が下がり、信頼を失う
- ギブを続ける人は返報性の心理で信頼が積み重なる
- 長期的には「人もチャンスも集まるブランド」になる
だからこそ、短期的な得にとらわれず「自分は何を与えられるか」 を基準に行動することが、未来を変える最大のカギだと思います。
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