タワマン返済で損切りできない思考が生む「見えない損失」

こんにちは、なおです。

普段、仲の良い友達「ゆうぼうくん」の高校の同級生の「タワマン派遣・見栄晴くん」という子の話です。
見栄晴くんは、話によるとタワーマンションを購入しているらしく、現在、その返済でいっぱいいっぱいらしいです。
今回は「せっかく買ったのに、安く売りたくない…」そんな心理に縛られていませんか?
タワマン返済に苦しみながらも、損切りができないまま時間と心をすり減らす人は少なくありません。
実は金銭的な損失よりも大きいのは、思考のバイアスが生み出す“見えない損失”です。
- 損切りできない心理が招く“見えない損失”の正体
- タワマン返済に潜むお金と時間のリスク
- 思考の転換で学びを資産に変える方法
見栄晴くんの過去の話は下記で話しているので、どうぞ。


それでは、本編です。
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損切りできない心理の正体
人は「元を取りたい」という気持ちに縛られると、かえって損失を広げやすくなります。
そのためには、現実をしっかりと受け止めた上で行動することです。
人は「買った値段より高く売りたい」という気持ちを本能的に持ちます。
それが下記です。
簡単に言うと
「人間が自分の認識や信念を守るために、情報を都合よく解釈してしまう思考の偏り」
- 正常性バイアス:危険な状況を「大丈夫だ」と都合よく解釈し、安心感を保とうとする
- 生存バイアス:成功した事例だけを見て「自分も成功できる」と都合よく解釈し、楽観的に考えようとする
- 確証バイアス:自分の考えを裏付ける情報ばかりを集め「自分の意見は正しい」と都合よく解釈し、信念を強く保とうとする
たとえば5000万円で購入したタワマンが、現在の市場価格では3500万円程度だとしましょう。
理屈で考えれば「−1500万円」で手放すのが現実的ですが、多くの人は「自分の思い描く価格じゃなければ売りたくない」と考えてしまいます。
これは投資でいう“塩漬け”と同じ心理。
損切りできずに持ち続けることで、資産価値がさらに下がるだけでなく、心のエネルギーまで消耗してしまうのです。

期間が伸びるほど「ここまでしてきたんだから!」と、しがみつきたくなっちゃうんですよね。
それって結局「現実逃避」なんです!
タワマン返済がもたらす見えない損失
タワーマンションの返済に追われる生活は、数字以上に心の余裕を奪っていきます。
経済的な負担だけでなく、精神的ストレスが積み重なる点が大きな問題です。
毎月の支払いと精神的ストレス
見栄晴くんは当初の管理費は6〜8万円だったんですが、今は12万円に跳ね上がっています。
加えて住宅ローンの返済が重なれば、家計は常にギリギリ。
「働いても返済に消える」という感覚は大きなストレスを生み、生活の質を下げます。
しかもストレスは金銭的な問題だけにとどまりません。
常に返済が頭にあることで、本来の仕事や人生の可能性に集中できなくなるのです。

お金の心配が、想像以上に心の負担が大きいので、結局は普段の幸福度も下がってますよね。
−1500万円より大きな損失とは?
多くの人は「1500万円損をしたくない」と思い、売却を先延ばしにします。
しかし実際には、その選択こそが“もっと大きな損失”につながっています。
- 悩んでいる時間=頭のリソースが奪われる
- 仕事の集中力が落ちる=収入機会を逃す
- 家族関係にも影響=幸福度が下がる
上記3つはお金以外の大きな損失なんですよ。
つまり、本当に失っているのはお金よりも時間と心の余裕なのです。

だからこそ、お金に囚われずぎないのも、大切です。
損を学びに変える思考
一見「損をした」と思える出来事も、視点を変えれば学びや成長の糧になります。
「損をした!」と思った瞬間に、その経験はただの失敗で終わってしまいます。
しかし「この経験から何を学べるか?」と考えれば、未来への投資に変わります。
タワマン購入という大きな決断は、人生でそう何度もない貴重な経験です。
「なぜこの選択をしたのか?」
「どんなバイアスに縛られていたのか?」
と内省することで、次の人生に活かすことが今後の自分に対して、大きく成長できるんですよね。

はっきり言って、この部分を真剣に考えないと見栄晴くんの人生は「おしまいDeath!」って感じで。
思考をビジネスに活かして収入を増やすなど。
そうした視点を持つのは重要になってきます。
今後もし「やっぱり少しでも良いから収入の柱を作りたい!」という気持ちが出てきたら「キャリフリ」っていう副業やフリーランス、転職を目指す人向けのスクールがあるので参考にしてください。
» 参考:パーソナルキャリアサービス『キャリフリ』の詳細を確認する
自分自身を見直すタイミング
返済や投資の失敗をきっかけに、自分の生活や習慣を見直すことがカギとなります。
固定費の見直しから始める
もしタワマン返済が苦しいのなら、まずは日常の固定費を点検しましょう。
- 高額なスマホ代を安いプランに変更
- サブスクを整理する
- 飲み会やキャバクラ通いの削減
こうした積み重ねが「現金の余裕」だけでなく「心理的な余裕」にもつながります。

月1万円が変わるだけでも、明らかに生活は変わるので、意識的に見直さないと自分のためにならないんですよね。
副業や小さな投資から始める
タワマン購入のような大きなリスクを背負う前に、小さく始める投資があります。
- NISAや積立投資
- 少額の仮想通貨
- スキルを活かした副業
これらは大きな失敗につながりにくく、経験を積むには最適です。

一方で、心の奥底には「一攫千金狙いたいぜ!」という思いも分からなくはありません。
だけど、そこも少額投資としてビットコイン系や新しい投資先を見つけるのも知識を蓄える上で重要になってきます。
あくまでも参考程度に聞いてほしいのですが、ビットコインなど最初は怪しいと思っていたものも、まだ発行したての頃と比べて今はかなり価格が上がっています。
けれど、投機的にお金を突っ込んでも借金につながってしまうので、そこはNG。
収入源を増やすことこそが、本質的なリスクヘッジです。
まだ先の未来ですが、私が投資しているセキュリティートークンというデジタル証券で発行されている「INXトークン」というのもあるので参考にしてください。

ここらへんは難しいので、こんなんありますよっていうだけでも頭の隅に入れておいてくださればOKです。
投資に興味ない方はここはスクロールしてくださってOKです。
資産のデジタル所有権をブロックチェーン上で証明する暗号資産です。
特定の資産、例えば不動産、株式、美術品などの所有権をデジタル化し、分散型台帳技術(DLT)を使って取引できるようにしたものです。
ちなみに私が所有しているINXトークンは下記の説明の通りです。
INXトークンは、デジタル資産の取引所やトークン化サービスを提供する企業INX Limitedが発行したセキュリティトークンです。
配当:INXトークンを保有している人は、INX社の事業から生じる調整後の累積営業キャッシュフローの40%を比例配分で受け取る権利があります。
話が長くなるので簡略化しました。

配当目当てで投資しました。
「時間コスト」を意識する
お金の損失はいつか取り戻せます。
しかし、時間は二度と戻りません。
もし1年間「売るか売らないか」で悩み続けていたら、その間に得られたはずの収入や成長機会を逃しているのです。
−1500万円で済む損失を「時間の浪費」でさらに大きくしてしまう。
だからこそ、損切りはお金の問題ではなく、人生の選択なのです。

お金に囚われすぎて、時間だけが過ぎる毎日ってなんだか虚しくありません?
仮に借金だったとしても、考え方や使い方によって心の在り方は全然変わってきますよ。
借金にも良い悪いの二つの考え方があるので【借金の本当の意味】浪費か投資かで「未来の自分」をつくる行動で話しているので、参考にしてください。
また実際に家の借金について不動産で探している人は「債務整理」をしたほうがイイケースもあるので、まずはそう言った自分とは別の専門の方の意見も取り入れて見てはいかがでしょうか?
【まとめ】損切りは未来への投資
タワマン返済に苦しむとき、一番大切なのは「どこで区切りをつけるか」です。
損を受け入れることは、決して負けではありません。
むしろ、“見えない損失”を最小限にする賢い選択です。
- 損切りできない心理は誰にでもある
- タワマン返済の本当のリスクは「時間と心の消耗」
- 経験を学びに変えることで未来の資産にできる
もし今、返済や資産で悩んでいるのなら、まずは「損を学びに変える視点」を持ってみてください。
そして、現実的な収入アップの方法や、副業・自己投資への動線を考えることこそ、未来の自分を救う第一歩となるでしょう。
挑戦せずに貯め続けるだけの人生よりも、行動して学び、成長する人生の方が豊かになるでしょう。
以上です!

















